選び方

HOME | 選び方
※本ページはメーカサイトを紹介・広告しています 
 

ポータブル電源を選ぶ時のチェックポイント

1、電池容量の確認
ポータブル電源を選ぶ際に電池容量の確認は最も重要なポイント。
電池容量はWhで表され、数値が大きいほど電池容量が大きくたくさんの電力を蓄えることができます。
本サイトでは300~1000Whのポータブル電源を紹介していますが、電池容量が増すほど本体重量も重くなるうえ高価なものが多いため、用途にあわせて最適な商品を選んでください。
持ち運び優先であまり大電力を必要としない用途では300~500Whのものを、キャンプや野外活動等500Wh程度のものを、災害時に備えた防災用では1000Wh程度のものをお勧めします。
----------------------------------------------------------------------------------------------
参考までに500Whのポータブル電源での各機器への給電・使用時間の目安は下記の通りです。
液晶テレビ:約6時間、ノートパソコン:約19時間、スマホ:充電約40回、電動ドライバー:充電約22回、ジューサー:約90分、ミニ冷蔵庫:約6時間、ミニ扇風機:約19時間、ビデオカメラ:充電約60回、デジカメ:充電約40回

2AC出力の定格確認
ポータブル電源にはAC出力ポートの定格出力が明記されています。
AC出力ポートを利用したい機器の消費電力が、ポータブル電源の定格出力範囲内に収まっていることを確認しておく必要があります。
また、家庭用コンセントの周波数は関東の50Hzと関西の60Hzの2種類があり、家電製品により対応している周波数が異なります。
ポータブル電源のAC出力ポートの周波数と家電製品の周波数が異なる場合、機器によっては正常に動かずに故障する危険性もあります。
ポータブル電源ご購入前に対応する周波数を確認ください。
AC出力ポートは汎用性が高いため、出力ポートが少なくとも2口以上ある方が確実に使い勝手が良くなります。

3AC出力の波形確認
AC出力ポートのAC電源の出力波形は正弦波と矩形波の2種類のタイプがあります。
白熱電球やホットプレートのような家電製品であればどちらの波形でも問題はありません。

ただし、ノートパソコンやタブレット端末、スマートフォン等の精密機器の場合は、矩形波は問題があり正弦波でないと機器が故障する危険性があります。
接続を予定している機器に合わせてAC出力波形を確認しておく必要があります。

4、直流出力の種類確認
直流出力にはDC出力ポートとUSBポートがあります。
DC出力ポートは主に車載専用の家電製品をつなげられる出力ポートで、接続口はシガーソケットタイプが主流です。
USBポートにはUSB-AやUSB-Cがあり、多くのポータブル電源ではUSBポートの出力口数が複数用意されています。
商品によってはスマホ用のワイヤレス充電機能が搭載さているものもあります。
ポータブル電源を選択するにあたっては各出力ポートの特徴を把握し、用途に適している商品かどうかを確認することをお勧めします。

5、ソーラー充電機能の確認
多くのポータブル電源では、別売りもしくは付属のソーラーパネルを接続して太陽光による充電機能が搭載されています。
このタイプでは災害時の停電に備えることが可能となり防災用として利用する場合は必須の機能となります。
求める商品にソーラー充電機能があるのかどうか、対応するソーラーパネルは容易に入手可能なのかどうか、購入前に確認しておくことは重要なポイントです。
ポータブル電源のなかには、車から充電可能なカーチャージ機能がついているものがあります。
この機能があれば停電時に車から充電することが可能となり、キャンプ等で利用する場合は現地へ向かっている間の車内での充電が可能となります。

6、付属機能の確認
各社のポータブル電源はその特徴を出すために様々な付属機能がついている場合があります。
機種選定にあたってはその付属機能の確認も大きなポイントとなります。
ポータブル電源本体にLEDライトが装着されている商品も少なくありません。
停電時には懐中電灯として活用でき、またフロアライトとしても利用することができます。
ポータブル電源を屋外で利用する場合は防水機能付きの商品が有用です。
不意の降雨や川岸等での利用に力を発揮します。
急速充電機能のついたポータブル電源も発売されています。
便利な機能ですが、充電時に大電流が流れることになり注意が必要です。
また、充電しながら電源供給が可能な機能が付属しているポータブル電源もありますが、電池本体にとっては寿命が短くなる可能性があり充電と放電の同時利用はお勧めできません。