緑園都市伝説が、ここから始まる
横浜・緑園都市の時空を超えた都市伝説
2050年代の緑園都市で何が起こったのか？
衝撃的出来事が展開する奇跡のファンタジー
第三十四章 「ロボットへの評価」
南海沖の海底地震発生直後に、政府は南海沖地震災害対策本部を設置し、山本首相は、翌日の議論を踏まえてコメントを発表しました。その中には、津波抑制で活躍した超ＡＩロボットの報告も含まれていました。
「昨日、南海沖を震源地とする最大震度７の地震が発生しました。これまでに家屋やビルの倒壊、火災、道路や橋の崩落、がけ崩れなどにより、多数の人的被害が確認されている状況です。現在、関係省庁が緊密に連携して対応し、政府の総力を挙げて被害状況の把握と初動対処に当たっています。防衛省、防災省、警察、消防の緊急援助隊は、昨夜の内に現地に部隊を進め救命救助などの活動を開始しています。各省庁においては、被災自治体とも連携して被災者の支援に万全を期していただくようお願いいたします。なお、地震発生直前に９県の沿岸に配置した２００台の超ＡＩロボットは、大津波の抑制に大きく貢献し、さらには、引き続き災害現場にて交通網の復旧などに全力を尽くしています」
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(第３７章再び緑園都市へ⇒)
(第３８章巴重工業の反省⇒)
(第３９章新体制の破竹の進撃⇒)
(第４０章新しい仲間⇒)
(第４１章繰り返す葛藤⇒)
(第４２章そして文明開化⇒)
(第４３章緑園都市の新店舗⇒)
(第４４章本当のこと⇒)
＜目次＞
■第１章 空の選択
■第２章 緑園都市
■第３章 空しい展望
■第４章 飛翔体着陸
■第５章 大騒ぎの街
■第６章 緊急対策本部
■第７章 手探りの交渉
■第８章 攻撃方針の確認
■第９章 人を超えた技術
■第１０章 新たな使命
■第１１章 飛翔体の中へ
■第１２章 予期せぬ交代
■第１３章 ３つの国難
■第１４章 無敵の飛翔体
■第１５章 周囲の厳しい目
■第１６章 飛翔ロボットGAI
■第１７章 社内の葛藤
■第１８章 記者クラブでの吐露
■第１９章 神々のロボット
■第２０章 グループ討議の発表
■第２１章 全員の大きな拍手
■第２２章 特別プロジェクト発足
■第２３章 コラボ交渉開始
■第２４章 政府支援交渉開始
■第２５章 コラボ交渉に光明
■第２６章 政府支援への布石
■第２７章 政府支援の実現
■第２８章 新会社創立総会
■第２９章 神々のロボット開発
■第３０章 量産体制への苦闘
■第３１章 生産開始後の葛藤
■第３２章 北の海の艦隊
■第３３章 南の海の巨大地震
■第３４章 ロボットへの評価
■第３５章 巴重工業のプライド
■第３６章 GAIの驚きの助言
■第３７章 再び緑園都市へ
■第３８章 巴重工業の反省
■第３９章 新体制の破竹の進撃
■第４０章 新しい仲間
■第４１章 繰り返す葛藤
■第４２章 そして新文明開化
■第４３章 緑園都市の新店舗
■第４４章 本当のこと
＜登場人物＞
入江晃 オーバフ技術社員
高橋春子 オーバフ入江同期
土屋啓一 オーバフ入江同期
魚住和雄 オーバフ入江同期
今井蔵ノ助 オーバフ会長
今井一蔵 オーバフ社長
梅田義明 オーバフ専務
黒田達也 オーバフ取締役
大宮健一 オーバフ空のグループ
阿野智子 オーバフ空のグループ
田畑隆 オーバフ空のグループ
堀河祐樹 オーバフ空のグループ
角井正幸 オーバフ特別プロ
川原正広 オーバフ特別プロ
中村修 オーバフ特別プロ
吉田秀人 オーバフ特別プロ
安川翔子 オーバフ部長
木村裕二 オーバフ部長
入江慎 入江晃の父
入江ふみ子 入江晃の母
入江香澄 入江晃の妻
入江勉 入江晃の長男
ＧＡＩ 飛翔ロボット
高井伸行 緑園自治会連合会長
青山幸吉 首相
田代洋一 防衛大臣
山科俊夫 総務大臣
下田照彦 法務大臣
山本忠義 官房長官
山岸まり子 横浜市長
北山大作 巴重工業社長
長谷川善治 巴重工業専務
寺田貴広 巴重工業常務
加田健二 川崎工業社長
細木信彦 川崎工業専務
野村良子 富士自動機社長
高山裕 富士自動機専務
増田健三 防衛省事務次官
大河内辰夫 防衛装備庁長官
神尾弘文 防衛装備庁装備官
高田祐治 経済産業省
産業ロボット政策局長
森康雄 経済産業省
ロボット産業課長
高橋直人 高橋春子の夫
土屋夏 土屋啓一の母
魚住美津子 魚住和雄の妻
沢田秀幸 横浜市泉区地域振興部長
吉川勝彦 横浜市泉区長
高木誠 横浜市行政部長
河原友樹 横浜市地域支援部長
高倉貢 横浜市副市長
ＮＯＮ 飛翔体搭乗学者
ＡＮＮ 飛翔体搭乗学者
ＳＵＮ 飛翔体搭乗学者
ＹＡＮ 飛翔体搭乗学者
ＬＡＩ 飛翔体搭乗ロボット
ＨＡＩ 飛翔体搭乗ロボット
ＫＡＩ 飛翔体搭乗ロボット
ＦＡＩ 飛翔体搭乗ロボット
ＳＡＩ 飛翔体搭乗ロボット
玉川拓真 防衛副大臣
大竹隆久 防衛政務官
杉本道夫 防衛省審議官
高野誠 防衛省官房長
井垣武史 防衛省統合幕僚長
大津大介 防衛研究所長
進藤俊郎 防衛省情報本部長
伊藤太一 防衛装備庁審議官
マクシムサハロフ
新ソビエト連邦国大統領
松沢真由
テレビ神奈川アナウンサー